1957年 東京生まれ
1981年 滴翠美術館陶芸研究所専攻科卒業
1984年 京都府丹波町に築窯
彩刻磁花器 (高さ22.6p、径17.8p) |
石橋裕史 彩刻磁盃 No.1 (サイズ 高さ4.7p 口径9.1p) |
石橋裕史 彩刻磁盃 No.2 (サイズ 高さ4.5p 口径9.3p) |
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ぐい呑 guinomi (SAKE CUPS)
たおやかな悠々たる曲面が心地よい楕円状の鉢である。成形の真円形が高火度焼成中に楕円形に変化したものである。もちろん経験上の計算によるもので、その形のバランス感覚が素晴らしい。青磁釉にコバルトを混ぜた独特のソフトな青色も現代的である。作者得意のサンドブラスト(強圧で砂を吹き付け、文様を削りだす技法)による曲線文は、削り出しによる口縁のシャープな線やボディーの曲面に沿って表わされ、たおやかな形をより印象付けて優雅である。
(金子賢治) |
(第五十七回 日本伝統工芸展図録より)
文部科学大臣賞
さいこくじはち
彩刻磁鉢
いしばしゆうし
石橋裕史